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【目次】
<サービス概要関連>
【1】本システムの利用目的
【2】本サービスの位置付け
【3】人工知能の利用は?
【4】人工知能の利用予定は?
【5】本サービスは利用対象者
<収載疾患関連>
【6】収載疾患の決め方
【7】収載疾患の現状
【8】収載疾患の確認方法
【9】疾患表記名の決め方
【10】疾患名の独自編集とは
<データベース関連>
【11】2つの収載段階がある
【12】登録している症状出現率
【13】エビデンスについて
<検索関連>
【14】サジェスト機能とは
【15】検索表現がないとき
【16】サジェスト選択に迷う際
【17】より望ましい検索設定
【18】右左両の「側」の省略
【19】形容詞を使用について
【20】検索入力の略語について
【21】画像系の検索表現例
<表示アルゴリズム>
【22】表示のアルゴリズム
<品質関連>
【23】データの正確度検証
<データ更新>
【24】データ更新頻度
<エラー関連>
【25】エラーメッセージ
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医療情報検索サービス「ラビットフォックス」Q&A集
【1】本システムの利用用途はなんですか?
本サービスは、公知の医学文献等(診療ガイドライン、国内の総論文献、症例報告文献)に基づき、当社が構築したデータベースを用いて、ユーザーが入力した症状・所見等の検索条件に対応する疾患・病態名、およびこれに関連する医学情報が表示されるウェブ情報サービスです。本システムは症候学辞典の電子版をイメージして設計されており、症状や所見に関する調べ事全般にご利用いただけます。
【2】このシステムは医療機器ですか?
本システムは医療機器(診断器機)ではありません。本サービスは医師の診断、および医学的判断を代替するものではなく、特定の個人を対象として、疾患の診断、罹患可能性の評価
などの医学的判断を行うものではありません。
【3】疾患・病態名の提示に人工知能は使用されていますか?
当社はサービスプロセスに人工知能は使用しません。ラビットフォックスの検索に使用されるデータベース、医師が検証を行いながら手作業で行われています。当社は情報提示の根拠と病態の論理性を明確にしていくことを重視し、今後も文献を1つ1つ医師がチェックした上でデータベースへの反映を判断していきます。また情報提示プロセスも人が制御し、人が修正できることを非常に重視していますので、情報提示プロセスにおいても人工知能を使用しません。
【4】今後人工知能を利用したサービスは考えていますか?
人工知能がどれほど発展しても、医療においては人工知能の正確性をベンチマークするシステムが必要があり、特に医療は、根拠の明示・説明性が強く求められる分野ですので、必ず人が構築するデータベースが必要と当社は考えています。当社はあくまでも人が構築するシステムの開発を重視していきます。
【5】本システムの利用対象者は誰ですか?
本サービスの利用は個人利用を想定しています。医療者、非医療者は問いません。ただし、ご利用には検索条件を適切に設定できる必要があります。詳細は利用規約をご参照ください。
【6】収載疾患はどのように決めていますか?
本システムは青年~成人疾患を対象としています。本サービスはでは各疾患について十分な情報精査を行い、データベースへの登録を行います。このため、十分数の症例報告がなされていることが、その疾患の収載前提となります。難病・希少疾患も国内で十分な症例報告実績がある疾患は収載の対象とする場合があります。小児領域・産科疾患・精神疾患は、現状本サービスの収載疾患にはなっていません。
【7】全ての疾患がデータベースに収載されているのですか?
現在の収載疾患数は約800です。最終的は2000疾患を超える可能性を想定しています。現在、救急疾患を優先して収載を進めています。疾患収載は高頻度~中頻度疾患、低頻度疾患が対象です。このため、全ての疾患が収載済ではないことをご理解いただけますと幸いです。疾患の収載状況はメインページの疾患収載状況からご確認いただけます。
【8】疾患の収載状況は分かりますか?
収載疾患状況はラビットフォックス内の「収載状況確認」また、当社公式ホームページでも「収載疾患一覧」から収載状況をご確認いただけます(当社はHPは反映が遅れることがあります)。
【9】病名はどのように決めていますか?
原則は最新のガイドラインの病名を収載病名候補として採用します。しかし、最新のガイドラインの病名が一般の臨床現場には浸透しない場合もあります。
この場合には症例報告に使用されている病名を収載病名候補とします。しかし、症例報告文献で同一病態を指しているにもかかわらず、若干の表現の異なる病名が使用される場合があります。たとえば「特発性大網血腫」「特発性大網出血」です。この場合、より多くの症例報告で使用されたその際に使用された病名表現に基づき、疾患病態名リストを作成し、これを基に疾患臨床像の収載を進めています。
【10】疾患名の独自編集していると聞きました?
病名の中には複数の解釈が出来て混乱を招く病名があります。
例えば「硬膜外膿瘍」は、頭蓋内の硬膜外膿瘍、または脊髄の硬膜外膿瘍の2つの可能性を持ちます。ここを曖昧にすると誤認が生じます。本システムは誤認防止の観点から「頭蓋内硬膜外膿瘍」、「脊髄硬膜外膿瘍」のように、解剖学的部位を明示する形で曖昧さを排除しています。
【11】データベースの収載作業は2段階あるのですか?
データベースへの登録作業は2段階に分けて実施しています。これを当社では1次収載、2次収載と呼んでいます。
1次収載:ガイドライン、成書(教科書)、総論文献、暫定参照の症例報告文献(20~30本)
2次収載:国内で入手可能な症例報告文献の全数参照
1次収載はイドライン、教科書レベルの表現粒度の収載です。しかし、ガイドライン、教科書に記載されている表現は、より一般化された症状所見の表現で記載されていることが少なくありません。また、すでのその疾患と判明している所見を「~徴候・~サイン」などと表現しています。しかし、本システムの症状所見検索は~徴候、~サインだと知らない状態で検索がされることを想定しています。たとえばガイドラインに「視覚障害」が生じると記載がある場合があります。この視覚障害が「視力低下」を意味するのか、「視野狭窄」を意味するのかあいまです。
これに対応するのが2次収載です。2次収載では膨大な量の症例報告文献から、症状所見のデータを抽出します。これは患者の表現が主訴、あるいは現病歴にリアルに記録されており、より細かな情報粒度のデータ登録を行うことが可能となります。本システムのデータベース構築には、原則、国内で収集可能な文献は全てその情報源として利用する方針としています。
【12】登録されている症状はどのくらいの出現率を目安にしていますか?
本システムは出現率3~5%を目安にしています。「目安」という表現を用いているのは、症状の出現率が文献報告により異なることに起因しています。3~5%の症状出現率は低頻度すぎると感じる方もいるかもしれません。しかし、低頻度症状でも重篤な症状、例えば「気道閉塞」などの症状は、重要な所見と考え収載対象にしています。
【13】エビデンスについて
①ガイドライン
②成書・書籍
③総論文献
④症例報告文献
2000年以前の文献でも、内容を吟味し問題ない文献はエビデンス情報として採用します。ただし、古い文献は検体検査方法などの基準が現在と異なる部分については、部分的にデータベースに反映しないなどの個別の対策を講じます。
ラビットフォックスが使用する文献は、総論文献と症例報告文献に大別されます。症例報告文献は、各症状・所見の抽出に欠かせないものとなります。その一方、多くの症例報告は「○○に合併した△△」というように、2つ以上の疾患が併存したケースが非常に多く存在します。たとえば、原発性硬化性胆管炎に肝原発性悪性リンパ腫を合併した症例の場合、血清LDHが上昇している所見が記載されていても、血清LDH上昇の所見が原発性硬化性胆管炎に起因する胆汁っ血か、悪性リンパ腫に由来するLDHの上昇か判定できないことがあります。このような場合には該当する症例報告はエビデンスとしては使用を見合わせいます。疾患Aの臨床像を確立する場合には、疾患Aのみの状況でどのような所見がみられたかを重視しています。
【14】サジェスト機能とは?
サジェスト機能は入力いただいた文字列に対し、選択肢を提示する機能です。検索窓に入力いただいた内容をリアルタイムに言語解析を行い、データベース内に有する表現に近いものを症状所見の候補を提示する機能です。同一症状所見に対し、入力者ごとに検索表現は異なります。たとえば「顎下腺部の腫脹、顎下腺部の腫大、顎下部の腫れ」は同一事象を指しますが、検索表現により該当する疾患が異なるような状況は避けなければなりません。サジェスト機能は、同一事象に同一結果を出力するための機能であり、入力支援機能です。
【15】サジェスト機能で適切な表示がされないときは?
サジェスト機能で自身が検索したい表現がないときは、表現を変えて検索ください。
・表現の変え方例:漢字を変えてみる・擬態語をカタカナ⇔ひらがな
「顔面のピリピリ感」→「顔面のぴりぴり感」
「鼡径部」→「鼠径部」
「頸部」→「頚部」
「手指の痺れ」→「手指のしびれ」
サジェスト機能では出来るだけ、検索したい表現をそのまま検索いただけるように、言語マスターを改良していきます。表示がでない表現はお問い合わせからご連絡いただければ、追加修正な可能なものは適宜対応して参ります。
【16】類似の表現が出て迷うことがありますが、なぜですか?
本システムの開発おいて、利用者が検索したい用語で検索できることを重視しています。食思不振、食欲低下、食欲不振、これらは3つとも同じ状態を指しています。しかし、検索者によりその検索表現は異なります。検索者が普段から使用している表現方法のままで検索できることを重視しているため、同義の表現が複数存在し、提示されることがあるのはこのためです。直感的に検索したい表現を選択いただければと考えています。
【17】より望ましい検索の仕方
適切な検索結果が表示されるためには、適切な検索条件設定が欠かせません。例えば検索入力で「浮腫」とのみ入れた場合には、どこの部分の浮腫なのか分かりません。このような場合、望ましい検索結果が提示されません。「両下腿の浮腫」、「顔面浮腫」、「全身の浮腫」のように「部位+浮腫」で検索設定を行っていただくことによって、より正確な情報検索が可能となります。
【18】右側、左側、両側の「側」が省略されている理由は?
本システムでは「側」を省略した表現を多用しています。
例えば「右側膝関節痛」ではなく「右膝関節痛」、「右側眼痛」ではなく「右眼痛」のほうが瞬間的な文字列の視認性が高いと考えるからです。
【19】形容詞の有無は何を基準に付けていますか?
著しい肝腫大、強い右側腹部痛、突然の激しい頭痛等、「著しい」「強い」「激しい」「突然」などの形容詞は、ガイドラインや症例報告文献を基にその有無を判断しています。このため当社で独自の基準を決めているわけではありません。しかし、多くの文献を調査するなかで、形容詞の有無は個人の主観が多分に影響し、明確な客観的な基準に基づいていないのが現状です。
【20】略語検索時には使用できますか?
播種性血管内凝固症候群(DIC)などの一部病名では、症状所見の略語表記に対応しています。しかし、1つの略語表記が複数の意味を持つことがあり、略語表記は最小限にとどめています。これに関してはお客様の御意見をいただきながら、最適化をはかります。
【23】画像所見はどのように登録されていますか?
以下はエキノコックス症の肝臓の画像所見です。
肝腫瘤
巨大肝嚢胞
肝の巨大腫瘤
肝管の閉塞
肝左葉の腫瘤
肝の充実性腫瘤
肝の小嚢胞集簇
肝の多房性病変
肝の多房性腫瘤
肝の単房性腫瘤
肝の単房性病変
肝の低吸収腫瘤
肝の嚢胞性腫瘤
肝の嚢胞性病変
肝左葉の巨大腫瘤
肝の低エコー腫瘤
肝門部胆管の狭窄
肝左葉全体の腫瘤
肝胆道系酵素の上昇
肝の巨大嚢胞性病変
肝の孤立性嚢胞病変
肝の類円形低吸収域
肝の多発石灰化病変
肝の多発低吸収結節
肝の多発嚢胞性腫瘤
肝の多発嚢胞性病変
肝の嚢胞を伴う腫瘤
肝の辺縁不整な腫瘤
肝左葉全体の低吸収域
肝の多房性嚢胞性病変
肝の石灰化を伴う腫瘤
肝の多発結節性石灰化
肝の多房性嚢胞性腫瘤
肝の単房性嚢胞性病変
肝の石灰化を伴う低吸収域
肝の石灰化を伴う小嚢胞集簇
肝の石灰化を伴う低吸収腫瘤
肝の石灰化を伴う嚢胞性腫瘤
肝の石灰化を伴う嚢胞性病変
肝の石灰化を伴う乏血性腫瘤
肝右葉の石灰化を伴う低吸収域
肝左葉の石灰化を伴う低吸収域
肝の石灰化を伴う多発低吸収域
肝左葉の石灰化を伴う嚢胞性病変
肝の高濃度被膜を伴う嚢胞性病変
肝の石灰化被膜を伴う嚢胞性病変
肝左葉全体の造影効果のない低吸収域
【22】提示される疾患の表示アルゴリズムを教えてください
検索結果として表示される疾患・病態名は、検索条件と当社データベースに登録された標準間表現とのテキスト一致により機械的に抽出されます。複数の検索条件を設定している場合は、AND条件で全ての条件に合致するもののみを表示します。
例えば検索窓1に「後頭部の拍動痛」、検索窓2に「右片麻痺」と入力した場合には、「後頭部の拍動痛」と「右片麻痺」を臨床像として登録されている疾患病態名のみが表示されます。
【23】このシステムの精度は検証していますか?
より正確な情報提供を行うため、医師国家試験問題をはじめ、各専門医試験の過去問等の臨床問題集の疾患名との合致率を確認し、検索精度管理の1つの参考としています。
【24】データ更新頻度はどれくらいですか?
・疾患の追加作業:1日疾患ペース(全営業日)
・疾患詳細情報の追加:1日1疾患ペース
・サジェスト追加修正:2026年内はほぼ連日
・文献情報の追加:全営業日
【25】「エラーが発生しました、ネットワーク状況を確認してください」と表示がでます。
一定時間、本システムを利用していない場合には上記の表示が出ます。左サイドバーの「基本検索」のボタンを押すと、ログイン画面に誘導されます。
データ更新頻度
精度検証
アルゴリズム
略語仕様
形容詞の有無は
側の省略
より望ましい検索の仕方
類似表現
適切な選択がないとき
サジェスト機能とは
エビデンスについて
出現頻度
収載段階
病名編集
病名決定
収載状況確認
収載疾患の現状
収載疾患の決定方法
利用対象者
人工知能の利用予定
人工知能の利用有無
サービスの位置付け
利用目的
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