パブリックコメント募集のご案内
「免疫チェックポイント阻害薬による有害事象」のデータベース収載病名について
平素より皆様にはご支援を賜り厚く御礼申し上げます。臨床診断研究センターでは、以下の内容につきまして、皆様のご意見を募集しております。より適切な情報提供のため、皆様の御意見を賜れれば幸いです。詳細は以下の通りです。
【現在の収載計画】
免疫チェックポイント阻害薬の使用に伴う有害事象は「免疫チェックポイント阻害薬関連有害事象」、あるいは「免疫チェックポイント阻害薬に伴う有害事象」の疾患カテゴリーでデータベースに包括的に収載する。
【計画の背景】
2019年頃から免疫チェックポイント阻害薬に関する有害事象の文献が国内でもみられるようになってます。近年、文献内で使用される病名表現には、免疫チェックポイント阻害薬関連心筋炎、免疫チェックポイント阻害薬関連筋炎、免疫チェックポイント関連重症筋無力症、免疫チェックポイント阻害薬関連関節炎、免疫チェックポイント阻害薬関連腸炎など、各症状にフォーカスした病名表記が見られます。しかし、免疫チェックポイント阻害薬の投与に伴い、同時に複数の有害事象を発症している症例報告も多数見られ、各症状ごとに切り分けた臨床像の収載を実施した場合、複数の領域に渡る有害事象を本検索システム内で提示できず検索結果から漏れる可能性があります。また、各有害事象を独立した病名として登録するには、十分な症例報告数が確保できない現状があります。
このため、医療情報検索サービス「ラビットフォックス」で使用する疾患臨床像データベースでは、「免疫チェックポイント阻害薬関連有害事象」として検索結果提示のための病態名を設定し、免疫チェックポイント阻害薬関連心筋炎、筋炎などを包括して臨床像を登録収載する方針をを検討しています。
なお、免疫チェックポイント阻害薬による有害事象は、irAE(immune-related Adverse Events)として、「免疫関連有害事象」、あるいは「免疫関連副作用」として表現されることがあります。こちらの表現の場合、医療関連の初学者の皆様、ならびに一般の利用者様が薬剤による症状であることを認識できない可能性があります。このため当社データベース内では「免疫チェックポイント阻害薬関連有害事象」という疾患カテゴリーを設定し、症例報告データ収載を進める方針で検討しております(収載完了日:9月30日)。
本件につきまして、妥当性、納得性の観点より皆様よりご意見を賜れれば大変ありがたく存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
<本件に関する連絡先>
臨床診断研究センター データベース開発本部
ご連絡アドレス public-comment@cdrc.co.jp